
秋の発表会のプログラムを掲載します。
名前は削除して、学年だけを残しました。
(専科生達に関しては、この限りではありません。)
開場 9:45
1部 10:00-11:00
2部 11:10-12:10
3部 13:10-15:40
4部 15:50-18:00
5部 18:10-19:45
6部 19:55-20:25
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全体合奏・・ケッセルス・ドルファー・マーチ
今回の発表会は、ケッセルス・ドルファー・マーチで始まりました。
楽譜は全音楽譜出版社のリコーダー・アンサンブルの教則本から出版されています。
教室で使用しているのは、リコーダーアンサンブルの曲を弦五部に書き直したものです。

上の写真をクリックするとYou Tubeのケッセルス・ドルファー・マーチの演奏にlinkします。
第2番 子供の室内楽・・ピアノ三重奏曲 クリスチャン・バッハのPianotrioOp.2Nr.3ニ長調のⅡ楽章です。
室内楽の一番目は、桃迦ちゃんのピアノから始まりました。勿論、桃迦ちゃんの主科の楽器はチェロですよね。

上の写真をクリックするとYou Tubeのクリスチャン・バッハの演奏にlinkします。
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三番目からは、ソロの演奏です。
先ず、最初は、五歳の男の子のピアノの演奏です。連弾はお母様です。
お母様と連弾

同じ五歳の男の子のヴァイオリンの演奏になります。ピアノの伴奏はお姉さんです。
年上の女の子・・という意味ではなく、本当のお姉さんです。
お姉さんの伴奏で







全体合奏・・メタモルフォーゼ「ひまわり」
指導 指揮 斉藤純子先生


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ヴィヴァルディ・・。チェロ・コンチェルト イ短調 三楽章(芦塚陽二校訂版)
指導 指揮・・・斉藤純子先生

ヴィヴァルディ・・・ヴァイオリン・コンチェルト ホ短調 三楽章(芦塚陽二校訂版)
指導 指揮・・斉藤純子先生

7月祭・・・クープラン

ジーグ・・・・ヘンデル

ソロの部


キルヘン・ソナタ K.336 ハ長調 ・・・・モーツアルト作曲 カデンツ作曲芦塚陽二
指導 指揮 斉藤純子先生

全体合奏 アヴェ・ベルム・コルプス K.618・・・・モーツアルト作曲
指導 指揮 斉藤純子先生


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第三部のオーケストラからは、3回オケのグループの演奏になります。
指導と指揮は芦塚陽二先生です。
曲はモンのチェロ・コンチェルトです。






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川島綾乃 Dittersdorf Pianoconcerto A DurⅠ楽章 kadenz作曲芦塚陽二

七星ひかり Mozart Pianoconcerto 第23番 K.488 A Dur Ⅰ楽章


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第Ⅳ部の3のKlengelの変奏曲Op.15イ短調は、part譜しか売られていません。近現代風の和音がして、ensemble的にも非常に難しいので、You
Tubeで探しても模範となる演奏が皆無でした。演奏していても和音が分からないので、皆で各partをfinaleに入力してscoreを作る所から始めたのですが、近現代の曲なので、入力は一筋縄では行きません。梨紗さんもお手伝いして、一月掛かって入力に挑戦したのですが、ついにギブアップしてしまいました。
芦塚先生が残りを全部入力してくれたのですが、「間違いが多くて間違い探しが一手間だ!」とぼやいていました。
原曲は4台のcelloの演奏なのですが、同族楽器と言うよりも、堂楽器なので、音域の広がりが弱いので、cello4をKontrabassで演奏しています。音域が広がるので・・・。
Facebook
「KlengelのcelloQuartettのfinaleへのscore入力」
2016年07月28日の項


第Ⅳ部の8番で七星ひかりちゃんが弾いているTartiniのgrandsonateOp.1Nr.5 e mollなのですが、実は私が音楽大学に入学して、一番最初に伴奏を引き受けた曲です。(その頃は未だ、指も回って、結構Pianoの演奏も上手かったのですよ。勿論、未だリューマチにはなってはいなかったしネ!!)
勿論、音楽大学の試験で演奏するので、全楽章ではなくて、Ⅰ,Ⅱ楽章だけの演奏でしたがね。
私が伴奏を引き受けたviolinの生徒は、violinのclassではtopで入学した生徒で、1年生の時から、私と同様に外人教授に師事していた女の子です。Pianoと弦楽器では、topの生徒1名のみに限って、1年生の時から特待生として外人教授に師事する事が出来ます。
・・と言う事で、彼女のviolinのlessonの時には、私も外人教授の元に同席してlessonを受ける事になりましたが、何時も彼女がボヤく事は、「Tartiniって、violin、弾けなかったのじゃあ、ないかしら??実に変な動きをしていて演奏不能だわよ!!」とこの曲については、怒っていました。
しかし、不思議な事に、私のmethodeで学習した人達に取っては、この曲は、「そんなに難しい曲ではないわよ」というのが教室の生徒達の意見です。でも、未だに、一般音楽大学の生徒に取っては、難しい曲のようです。フム!フム!
という事で、何時も、、斉藤先生とは、この曲の水準に付いては、意見が合いません。私は超、難しい曲だと思っているのですがね。


取り敢えずなので、linkは未だこれからもしますので、暫くお待ちください。
中々大変なのよね??あっちこっち、操作しなければ、ならないのでね。

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岡村智子(高2)Arensky Pianotrio Nr.1 Op.32 d moll Ⅰ楽章

遠藤美帆 Stravinsky ペトルーシュカ
超難曲のStravinskyの曲ですが、美帆ちゃんに言わせれば、私の「遊び唄」の方が数倍難しいそうです。
そんな事はないと思うのだけどネ。美帆ちゃんが中1の時に、初めて弾いた現代的な響きのする曲だったから難しく感じたのじゃあないのかな??


梨紗ちゃんは、BartokのRomaniadanceの挑戦しました。独特の民族音楽に特有のrhythmやtempo感を表現するのが難しかったようですね。




斉藤先生のPergolesiは、擬古典に近い形で書かれています。問題はphrasierungが、お粗末で、論理性がないと言う事で、結局、全楽章finaleに入力し直して、Ashizuka-versionとしてphraseを書き直さなければなりませんでした。
大変な手間暇が掛かったのよね。




Vivaldiのチェロコンチェルトイ短調3楽章のリハーサルとワンポイント・アドバイスです。

Vivaldiのviolinconcerto ホ短調3楽章ですが、リハーサルとその時の習の風景の動画を見る事が出来ます。Cembaloのpartはその後、更に改定されて、分かり易くなっています。
Monnのチェロコンチェルトト短調1楽章のリハーサルと練習風景の動画にlinkします。
Vivaldiのヴァイオリン・コンチェルトホ短調1楽章のリハーサルと練習の風景の動画です。

弦楽四重奏曲「ひばり」のリハーサルとlessonの風景です。

次の3曲目の「Klengelの四台のチェロの変奏曲、イ短調」ですが、とてもチャーミングな曲で、ヴァリエーションの一つ一つがとても、個性的で楽しい曲なのですが、近現代的なイメージなので、練習の時の曲のイメージ作りの参考に・・と、You
Tubeで上手な演奏をしているグループを探して見たのですが、全く1つの演奏もヒットしませんでした。
その理由の一つはこの曲の演奏をするための技術が、超絶技巧的に難しいので、演奏をする事が非常に困難な事と、出版社からは、part譜は出版されているのですが、scoreが売られていないので、こういった近現代の楽譜になると、scoreが売られていない・・という事は、曲のイメージを作る上で、一つ一つのpassageがどんな音になるのか・・という想像がつかないのですよ。
という事で、生徒達が自分達から、教室のパソコンで、ノーテーションのソフトであるfinaleに、各自のpartを自分達で入力して、scoreの作成に取り掛かりたい・・という申し出があったのですが、近現代的な超絶技巧の曲を、パソコンに入力する事は、finaleの入力技術も、同様に超絶技巧的に難しいのですよ。
しかし、その趣旨はとても尊重すべき事なので、上級生の梨紗さんの助け船もあって、頑張って、3分の2ぐらいは入力出来たかな??・・・いや、それは無理だよな??・・・半分ぐらいは入力、出来たかな??・・という事だったのですが、一生懸命頑張ったのですが、残念ながら、タイムリミット・・・、時間切れ!!という事で、芦塚先生が、オケ練習の時に、「そろそろ、タイムリミットなのだけど、俺が残りをやってあげようか??」と言われたので、「是非、お願いします。」と懇願して、残りの全部の入力と、間違いの修正を、次の日に、やってもらいました。
これぐらい、高度な入力作業でも、芦塚先生にとっては、半日の作業なのだそうです。
「餅は餅屋」でこれは俺の本職なのでね!!とは芦塚先生の弁です。
でも、「finaleの入力は、初めてなのに、よく頑張ったネ!」と、芦塚先生が一人一人を、とても褒めていましたよ。



Haydnの弦楽四重奏曲「日の出」のリハーサルとone point lessonの風景です。
Händel=Halvorsenのpassacaglia g mollのリハーサルとone point lessonの風景です。
Halvorsenも近現代の曲でテクニック的にも、超絶技巧的な演奏するには、とても難しい曲です。OB,OGの貴文さんと星那さんの演奏を聴いて、是非弾きたくなって、芦塚先生にお願いして発表会で演奏する事になりました。
芦塚先生に取っては、この曲を演奏する人達の解釈が、チョッと気に入らなかったので、途中で、interpretationの変更をして、芦塚先生の解釈で演奏する事になって、また一段と演奏が難しくなって来ました。
Elgarのチェロ・コンチェルト3,4楽章の9月30日の通常の芦塚先生のone lessonの風景です。
ArenskyのPianotrio第一番d moll1楽章の、7月の夏の合宿での芦塚先生のlessonの風景です。
料理教室??ちゃう!ちゃう!合宿の風景ですよ!!


Bartokのルーマニア民族舞曲の通常lessonの風景です。
伴奏合わせの練習も兼ねています。
ChopinのMazurkaやPolonaiseと同じように、民族音楽という事で、独自のテンポ感やリズム感を演奏して行かなければなりません。
また、hurdy gurdyのような民族楽器の独特の音も真似られているので、(バグパイプやハーディ・ガーディのドローンの音の真似は、近現代ではなく、baroque時代のBachの作品にもよく登場します。)その音を再現しながら演奏します。
斉藤先生が今回演奏するPergolesiのviolin‐sonate E Durの曲は、調べても資料が全く無いし、You Tube上の演奏も2つ程しかヒットしませんでした。(Pergolesiは、未だ研究途上の作曲家であり、そういった研究資料等が出来上がっていない作曲家だそうです。)
このviolinのsonate E Durは、一応は、baroque音楽として、分類されているのですが、芦塚先生によると、この伴奏のpartを見る限りでは、近現代の作曲家が、近現代の作曲のテクニックを駆使してarrangeをした擬古典の曲になるのだそうです。
You Tubeにuploadされている、その限られたたった2つの演奏の内の一つは、とても技術的に優れた演奏家の手による演奏なのですが、auftaktを、乱暴に演奏する・・という、思い込みの解釈があって、演奏の参考にはなりませんでした。
勿論、それだけの理由ではなく、出版されている、元々のPergolesiの楽譜のslur(所謂、articulation)なのですが、解釈が、前近代的で、情緒的、感情的で、論理性が無いために、演奏上、色々と不具合が起こって、演奏を指導する上で、芦塚先生を困らせていて、芦塚先生は、その都度、気長に楽譜上の訂正をしていたのですが、余りの訂正の多さに、とうとう、芦塚先生はヒステリーを起こして、曲の全partをfinaleに入力して、articulationを全部、最初から書き直してしまいました。
また、You Tubeでの、演奏者のauftaktの演奏ミス(意図なので、ミスとは言えないのでしょうが・・)を、正しいその表現になるように、その表現の出来る演奏技術をlessonで教えてくださいました。
その演奏技術はそのまま、baroqueの作曲家達の演奏、とりわけ、今回の子供達の演奏する、Vivaldiのauftaktや、themaの入りのpassageに応用が出来るので、試しにオケ練習で、子供達に指導して見たのですが、その箇所のみならば、その場で演奏が出来たようです。
勿論、それを自分の物(技術)に出来るかは、もう少し気長な学習が必用なのですがね。



