シューマンのピアノコンチェルト等のレコードもあります。クララ シューマンの演奏もこのようではなかったのではないでしょうか、と思われるような愛情と気品にあふれた高雅な演奏です。非の打ち所のない演奏ですが、いまいち一般的にならないのは彼女の演奏はやはりちょっとストイックすぎるのかな。
インデックスのページでも触れたようにピアノの大家として世に認められていたクララがまだ若く無名であったグリュミヨーとモーツアルトのソナタを演奏しました。とても温かい演奏ですが、若いグリュミヨーのまだ研ぎ澄まされていない演奏を上手に熟練したクララがカバーして微笑ましい感じがします。とにかく美しい演奏です。
←このまるで名画のような写真も若い頃のクララ ハスキルです。
ついでにもう一枚もっと若い?頃の写真
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昔懐かしいレコードのジャケットです。
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クララ ハスキルの有名な写真です。一般的にはこの写真がクララのイメージなので、怖いおばさんと言う感じですね。
ピアノ
浪漫派のピアニスト達
クララ ハスキル


私が音楽に進むことを決定付けたレコードでモーツアルトのピアノ・コンチェルト ハ 短調 24番 ニ 短調 20番が入っています。CDにも焼き直されていますので、手軽に買うことができますが、内容はとても悲劇的で、救いようの無い悲しみに満ち満ちている曲です。憤懣やり方の無いようなことがおありでしたら、一人で部屋に閉じこもって、ついでに蝋燭の明かりかなんかで日本酒をがぶ飲みしながらどうぞ!くれぐれも、誰かといっしょには聴かないでください。落ち込むのは一人で沢山!(ギーゼキングのCDもあります。淡々と弾いている即物主義と悪口を言われたこともありますが、とても美しい演奏です。)