私達の教室では、二歳児であろうと三歳児であろうとレッスンは基本的にマン・ツー・マンの個人レッスンです。
普通は二歳児や三歳児では集中力が持続できず、個人レッスンは出来ないとされています。そのために集団で体を動かすお遊戯などのレッスンが一般的に行われてきました。保育園や幼稚園でも同様のカリキュラムがおこなわれています。特に二歳児や三歳児では自分の体を自由に動かすことが困難な児童が多いので、それなりに効果はあるのかもしれません。

では二歳児三歳児のレッスンはどうしたらよいのか?ー答えは、子供の集中力が20分30分と持続できるように少しずつ訓練していったらよいのです。


確かに私達の教室でもプレ室内楽やプレ・オーケストラと銘打って子供達のアンサンブルをやっております。しかし、一般の教室でも開催されているリトミックなどと同じ集団訓練のように見えますが、室内楽やオーケストラの集団の動きは、お遊戯やリトミックなどの集団の動きとは求めているものが全くちがうのです。一見集団で動いているように見えますが本当は個人個人が自分の動きに自信を持って動くことが必要で、それに加えて周りを観察する能力が必要となります。その為にプレ室内楽やプレオーケストラでは、一般の教室からの参加は認めていません。(一般の参加を拒絶し、認めていないというより、一般の子供達の場合は、参加出来ないのです。)全体に協調することや技術的なことで無理なのです。

私達の教室では、先生方はそのための特殊なカリキュラムを徹底的に訓練されます。


希望の方には、年齢に応じてプレ・ソルフェージュやプレ室内楽、プレオーケストラなどのコースがあります。
更にプレ・コースの卒業生や小学生からは楽典、室内楽、オーケストラ等のコースがあります。
プレ・ソルフェージュや楽典などは同じレベルの少人数のグループで、一人一人に合わせた問題を解いていきます。
個人レッスン、それともグループ・レッスン?